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大前研一 新・経済原論

大前研一 新・経済原論

大前研一 新・経済原論

作家
大前研一
吉良 直人
出版社
東洋経済新報社
発売日
2006-09-01
ISBN
9784492521601
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大前研一 新・経済原論 / 感想・レビュー

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Kei

これまでの大前さんの主張が纏められている。先に海外版があり、日本語に翻訳されて出版された経緯もあり、海外の事例が多く載っている。内容はこれまでに読んだ本に載っていたことがほとんどだったので、最新作を読んでみたいと思った。

2016/06/13

Yuji Terazawa

【 2015年読書日記・その14 】 通信や金融の発達によって出現した新しい経済世界にいかに入り込み、繁栄していくのか。また、繁栄できる条件とは何か。国は、地方は、個人は、何をなすべきなのか。 これらの問いに答える一冊。少し前の本なので事例はやや古いものもなくはないが、ここで述べられている条件は現在でも十分通用するものであると思う。 本書の観点に照らして今の日本を見ると…うん…、絶望的だという結論になるのだろうね。

2015/03/24

経済原論といえば、ミクロ・マクロの数学的な印象があるが、この本は実社会・実経済の現象や問題、未来について書かれた読み物である。政府の行動などをデータから考えている。商品の追随が可能になった20世紀後半から製造はジャスト・イン・タイムになり、モニターなどの可能による多様性が述べられている。シンガポールのIT2000やバンクーバーとブリティッシュ・コロンビア州の旅行・航空業界についてなど事例をあげて経済の移り変わりと今後について書かれている。

2014/08/15

TK

経済のボーダーレス化が進む過程で国家とは何かという問題を考えざるを得なくなる。著者は「国民国家」という縛りが新しい経済システムに移行するうえでの障壁となることを指摘している。テクノロジーの進歩によりパラダイムシフトが起これば、当然そこで淘汰される産業が発生するのだが、そこを官僚や政治家が必死に守ろうとすると無駄な資金が投入され、日本はますます世界から取り残されるという構造がある訳だ。野田総理の「守るべきものは守り、勝ち取るものは勝ち取る」なんて中途半端な覚悟では世界は誰も相手にしてくれないんじゃない?

2011/11/13

ken

重厚である一方で読みやすく、必読。

2010/04/14

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