KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

さるかに (松谷みよ子むかしむかし)

さるかに (松谷みよ子むかしむかし)

さるかに (松谷みよ子むかしむかし)

作家
松谷みよ子
長谷川義史
出版社
童心社
発売日
2008-02-25
ISBN
9784494002986
amazonで購入する

さるかに (松谷みよ子むかしむかし) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

上品過ぎて僧侶のような寺

御存じ猿蟹合戦の絵本だが、文が松谷みよ子、絵が長谷川義史、なんて素敵な組み合わせ!。リズミカルな文(朗読したくなる)を包む長谷川義史の絵がとても良い。おむすびを担ぐ蟹の可愛らしい事。猿に青柿を投げつけられた瞬間、胎内から無数の子蟹がうじゃうじゃ出て来るシーンは正直グロいのだが、一匹一匹が実に可愛いのできちんと見ると中和される。助太刀する蜂や栗のとぼけた可愛さ。牛の糞まで可愛い。臼がいつの間にか参加しているのが若干の傷である。猿への仇討ちを見ると、今更ながら素晴らしい連携プレーである。良かった。

2015/02/25

みっくす

さるかに合戦ってこんな話だったんだ。昔、幼稚園の運動会で、このお話を元にした競技をやったということくらいしか覚えていなかったのです。猿は本当にいばりくさってイヤな奴なだけに、みんなの仕返しが爽快! 松谷さんの文章、とてもいい。猿や蟹や、くまんばち、つぶっ栗…になりきって読んじゃう。絵も可愛くって色鮮やかで、柿がとっても美味しそう。私にとっても息子にとってもお気に入りの一冊になりました。

2015/02/28

雨巫女。

《図書館-返却》長谷川さんの絵だから、読んだ。蟹が、大嫌いな私は、蟹を見ないよう必死だった。

2022/03/09

mahitarou

さるかに話とか合戦とかいろいろな種類があるけれど、松谷みよ子さんのこのさるかにが一番好きかなっ。言葉の使い方がとってもいい。昔ばなしは、何度読んでもいいですね~。

2014/12/13

遠い日

松谷みよ子さんの「語り」のような文章が心地よい。長谷川義史さんの絵もそれを支える。勧善懲悪、義理と人情。通す筋はまっすぐで、好きな昔話です。

2019/12/15

感想・レビューをもっと見る