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ベトちゃんドクちゃんからのてがみ

ベトちゃんドクちゃんからのてがみ

ベトちゃんドクちゃんからのてがみ

作家
松谷みよ子
井口文秀
出版社
童心社
発売日
1991-03-01
ISBN
9784494006991
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ベトちゃんドクちゃんからのてがみ / 感想・レビュー

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のっち♬

ベトナム戦争で米軍が散布した枯葉剤の影響で生まれたY字型の結合性双生児の分離手術への軌跡。寝たきりの兄の横で「目をそむけないで」と語り始めるドク。絵本という体裁上説明や描写はマイルドにしてあるが、それでもこの容姿は年少読者に衝撃を与えると思われる。当時に立ち返った等身大の語りは米国の非情な対応や再生不可な家族分断や手術の難航は語らない。作者が訴えたいのは日本もまたベトナムへの罪がある点だろう。日本の支援で救われた感謝の気持ち、悲劇が終わりが見えない現状、平和への願い、それはドクの将来に大きな影響を与えた。

2023/03/25

いろ

児童書「枯れ葉剤とガーちゃん」を読むきっかけになったベトちゃんドクちゃんを描いた絵本を図書館で偶然発見!ベトナム戦争で散布された枯葉剤の影響で生まれた二重胎児の実話に基づくお話。初読,息子に読みながら,うるっ。前向きなベトちゃん。枯れ葉剤周辺の諸々を,子供にも分かりやすい絵本の形で出会えて感動。8歳男児は「…ガーちゃん」で二重胎児って?を言葉だけで何となくしか理解できず,疑問を持ったままだったので,優しいタッチの絵で理解できたのはよかった。日本の罪にも少しだけだけど言及されていたのも好印象。

2016/11/21

おはなし会 芽ぶっく 

懐かしい名前と思ったのと同時に彼らはいまどうしているのかしら?と手にした絵本。1988年10月まで二人はおなかで繋がっていました。何故そのような体で生まれてきたのか…ベトナム戦争でアメリカが撒いた『枯葉剤』が原因です。枯葉剤によって『ダイオキシン』という毒がベトナムの土や水を汚してしまいました。今の子どもたちは枯葉剤という言葉は知らなくても、ダイオキシンという言葉は知っていると思い読んでみました。

2018/10/01

雨巫女。

《図書館-通常》ベトちゃんとドクちゃん今、どうしてるかなあ。幸あれ。

2020/10/06

ネジとサビ

ベトナム戦争の話が出たので、ちょうど目についた本を読んだ。

2019/01/28

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