オオカミグーのはずかしいひみつ (絵本・こどものひろば)
オオカミグーのはずかしいひみつ (絵本・こどものひろば) / 感想・レビュー
テルテル
どんなに歳をとっていても、貧しい生活をしていても、太っていても、お喋りでうるさくても、お母さんにかわりはない。ある日突然、友達に対して親を見せまいと授業参観など学校からのプリントを隠した覚えはないだろうか。親はいつまでも子どもを守ろうと見守っている。我が子を守りたいのだ。我が子のためなら自らを犠牲にしてでも救いたいと願っている。そして行動する。子どもであるあなたが口が悪くて母親を小馬鹿にしてもじっと耐えている。我が子の将来を期待してるから。我が子を愛しているからだ。この絵本か母親の愛を感じる。
2015/06/10
nakanaka
読み聞かせ。みやにしたつやさんの絵本は何冊か読んでいますがこの作品が一番好きです。と思ったら原作者は違う人でした。大人になればさほど気にならないことでも、幼少期や思春期には他人に隠しておきたいことって誰にでもありますよね。私はあったのでとても共感できる作品でした。話の流れとしては悲しいことが起きてしまいますがそういった経験を通してグーは大人になっていくのでしょう。息子たちにはもうちょっと大きくなってからまた読んでもらいたいなと感じました。
2015/09/14
たーちゃん
イタチに育てられたオオカミのグー。そのことでいじめにあった経験から、決して自分からお母さんがイタチだと言わないグー。親の愛は無償なんですよね。そのことを最後に分かってくれて良かったな。悲しいけどね…。
2021/03/28
鈴
息子に読み聞かせながら、「あぁそうだった、この作家さんはラスト泣けるんだったーヤバイヤバイ」と思いつつ、涙声にならないよう気を張って読んだ(^^;
2015/12/05
ヒラP@ehon.gohon
オオカミのグーの誰にも言えない秘密は、自分の母親がいたちだということでした。 突飛な設定のようですが、母親を劣等感の原因にしていることってありそうですね。 でも、この絵本は何よりも母親の愛情の深さを語っています。 自信をもって自分の母親を自慢できる優しさを、汲み取って欲しいと思いました。
2019/03/27
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