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ゴムあたまポンたろう (絵本・こどものひろば)

ゴムあたまポンたろう (絵本・こどものひろば)

ゴムあたまポンたろう (絵本・こどものひろば)

作家
長新太
出版社
童心社
発売日
1998-03-25
ISBN
9784494008810
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ゴムあたまポンたろう (絵本・こどものひろば) / 感想・レビュー

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Kawai Hideki

ゴムゴムの実を食べたかどうだか定かではないゴム人間のポンたろうが、頭から堅いモノに突っ込み、跳ね返されながら世界を渡っていくお話。相手が堅ければ堅いほど「オラ、ワクワクすっぞ!」な感じがどこか少年ジャンプ的。とはいえ、いつも相手が堅いわけではなく、柔らかい花だったり、オバケだったり、ジャングルだったり、トゲトゲのハリネズミだったりして、「どうなるんだろう?」という話の引っ張り方も面白い。「何事も頭から突っ込んでいけば、助けが現れるものだ」というメッセージが込められているのかいないのかは分からない。

2014/09/06

ダリヤ

あたまがゴムでできてるポンたろうが、いろんなところにあたまをけられたりぶつかったりしながら、あっちこっちをポンポンとんでゆくおはなし。いきつくさきざきにまちうけるへんないきものたちもおもしろい。ひやひやどきどきと、いつまでもたえまなくとびつづけるのではなくって、さいごはこちらもほっとあんしんしてしまう。カラフルでとてもたのしませてくれる一冊。

2014/02/03

折田楓そっくりおじさん・寺

長新太の本は褒める人が多い。みんながやたらに褒めるものには反発を覚えるが、この絵本を読むとそりゃ褒めるよなぁ…と思わされる。楽しいナンセンスの見本だと思う。訳のわからなさやシュールさが嫌味じゃない。良い意味の幼児性がある。頭がゴムで出来たポンたろうが、頭で跳ねながらいろんな所へ飛んでいく。ご都合主義もありながら、最後の落着で寝る前の読み聞かせに相応しい絵本だと思わされる。そもそも何なんだ、ゴムあたまポンたろうって(笑)。よく思い付いたと思う。キャラの大発明ではないか。大人の私が読んでいて随分楽しかった。

2017/10/23

gtn

成り行きに任せることの安心感と、身を委ねることの不安。

2020/09/14

Natsuki

『ゴムあたまポンたろう』・・・タイトルと表紙絵で既に出落ち😂と思いきや、それを軽く超えていくのが長新太💡お話の内容はぶっとんでるのに、文章自体はとても丁寧で淡々としていて、ジワジワきます。激しい色彩は好みが別れるところですが、きらいじゃない😏いろいろ考えすぎちゃう時、長新太さんの絵本は、いい具合に力が抜けて、良い意味でどうでもよくなってくる😌

2019/04/20

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