たねからめがでて 新版 (かこさとし・かがくの本 3)
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たねからめがでて 新版 (かこさとし・かがくの本 3) / 感想・レビュー
やすらぎ
もうすぐやってくるよ。大地に眠るたくさんの種から一斉に芽がでて、野原を走り回る子どもたちの声が響いているよ。たんぽぽはすぐに花を開きたいからって、こんな寒空の下でロゼットを広げて春を待っているんだ。綿毛は空を舞って夏の日差しにそっと芽をだしてね。スイカの種はあっという間に大きくなって黄色い花を咲かせてる。柿の種を埋めるとかわいい双葉が開いていずれは大きな木になるんだ。お米だってリンゴだってイチゴだって、全部種からできている。いくつか植えてみるといいよ。きっと芽を出してくれるから。きれいな絵。やさしい絵本。
2023/02/06
たーちゃん
種から芽が出て稲穂になったり、スイカになったり。どうやって普段食べているものが育っているか知ると食べ物に感謝が生まれてくると思います。こういう絵本、大切ですね。
2021/10/25
りなお
図書館本。「土におちたタネが育って大きくなる」たんぽぽ、稲、スイカ、柿を例に、絵がきれいでわかりやすいです。
2021/03/13
RX78
稲刈りが始まりました。毎日、通勤しながら黄金色に実った田んぼを見ては、一人が一年間に食べるお米の量ってどれくらいなんだろって考えてしまいます。たんぽぽ、稲、すいか、柿が種から育つ様子を描いています。かこさんの絵ではないですが温かい絵です。かこさんの科学のシリーズは全巻そろえたいです。
2020/10/15
ochatomo
絵は若山憲さん としこさんを主人公に、たんぽぽ・稲・すいか・柿の生長を描く みんな同じ植物の仲間で『土におちたタネが育って大きくなる』 初版1968年 1988刊
2019/04/01
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