シェーラひめのぼうけん魔法の杖
シェーラひめのぼうけん魔法の杖 / 感想・レビュー
なおなお
表紙はシェーラひめとライラ。なぜシェーラにライラの表紙なのか、読んだ後にはっきりします。永遠の命、限りある命、とても熱いメッセージのある一冊でした。
2021/01/18
瀬戸晴海
図書館版を手にするのはこれが初めてだけど、小学生の頃から何度も何度も読み返した一冊。これまではピンチを救ってきただけのライラの過去や気持ちが強く伝わってくる巻。火を持つ魔神は火と同じくらい熱い想いを持っているのに涙しました。そしてシェーラとファリードがお互いの気持ちを告白するシーンでも涙し、涙なしには読めないです。名言も多いし。そして次巻で一期はラストですね。再読になりますが、とても楽しみです。
2014/12/14
はなひら
死んでしまったシェーラひめは魔人ライラに連れられて魔人の世界へいきます。そこはすごくきれいな世界で年もとらないけど、ハイルやファリードや大切な仲間が誰もいない世界でシェーラはひとりぼっちで、ライラのシェーラに対する思いの強さに感動しました。シェーラとライラの関係はとてもいいなとおもいました。
2014/12/10
はなくま
幼き頃に孤独を知り、深い傷を心に抱く少年ハイル。夢魔の世界で彼に見せられた幻は、傷を抉る痛々しいものだった。信じる仲間を得た今、自分の過去を乗り越えようと大切な人たちを想う彼が愛おしい。誰も失いたくないという魔神ライラのひたむきな想いとシェーラの繋がりも胸を熱くする。「生きているということは、この世界で、ただ呼吸をしているということではないの。大すきなだれかのそばにいる、だれかのことを思っている、それが生きているということなの。生きている意味なの」 シェーラザードの言葉がこころに沁みた。
2013/10/08
めぐみこ
女の子(?)二人の表紙は鮮やかだなぁ。「生きているということは、この世界で、ただ呼吸をしているということではないの。大すきなだれかのそばにいる、だれかのことを思っている、それが生きているということなの。生きている意味なの」それを一番感じていたのが、ライラだったのかもしれない。
2012/01/22
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