星砂のぼうや
星砂のぼうや / 感想・レビュー
おはなし会 芽ぶっく
灰谷健次郎さんの初の擬人法の物語。星砂を沖縄のお土産にいただいたことがあります。その名の通り砂だと思っていたら、バキュロジプシナという有孔虫だそうで、星砂はこの形骸。生きた砂は、慶良間の海、渡嘉敷、座間味の海岸に多いそうですが、少しでも汚染されると消滅してしまいます。沖縄戦で生き残ってくれた星砂たちを守る、そのためには環境を守ることが当たり前にしなくてはなりません。
2021/07/31
ヒラP@ehon.gohon
星砂という、幻想的で可愛くて小さな生命が、沖縄の島で生きていることを知って、とても関心を持ちました。 そして、その淡い生命が環境破壊によって脅かされていることには、問題を感じます。 作者は前半で星砂の生態を幻想的に描きました。後半には戦争を持ってきました。 おぼろげな絵が、効果的とは言えないのですが、現在的な問題として受けとりました。
2019/04/15
おはなし会 芽ぶっく
4年生冬休みおすすめ絵本のブックトーク。国語科の教科書で紹介されてい本や単元、著者の本などを紹介。『だれもしらない』が紹介されていたので、著者繋がりでこちらも紹介しました。星の砂を知っている子は一人でした。
2023/12/20
憩子
環境破壊と戦争
2021/07/11
mari
水彩タッチのとても綺麗な色彩です。海のブルーに珊瑚のピンクや色とりどりの魚。そこへ突然真っ黒のページが。。。戦争のことについて述べられています。作が灰谷健次郎さんなので、なるほどなぁ、と。
2013/01/06
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