新版 科学者の目 (単行本図書)
ジャンル
新版 科学者の目 (単行本図書) / 感想・レビュー
岡部敬史/おかべたかし
敬愛する「かこさとし」先生の著書。あの方のわかりやすい語りというのは、こういった知識のバックボーンにあったのだなとリスペクトが深まった一冊。多くの科学者の「何を見たか」に絞った端的な紹介ですが、それが木村栄、祖沖之、ボイス・バロットなど、一般的にはあまり知られない科学者が多くたくさんの発見があった。図書館で借りてきたがこれは買って手元に置いておこう。個人的には、より「かこさとし」さんのことを知りたくなった一冊でもありました。
2023/12/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6年生ブックトーク授業【テーマ 伝記】参考までに読んでみてね、と紹介したのですが、『だるまちゃんシリーズ』や『からすのパンやさん』を書いた人と言ったら、みんな驚いて興味をもってくれました。かこさんが科学者であることを知らないし、亡くなったのも知らなかったそうです。
2020/01/22
くみん
理系の絵本作家・大好きなかこさとしが、科学技術に貢献した41人の科学者について、分かりやすく簡潔に綴っているとても面白い本でした。ナウマンではじまりアインシュタインで終わる。小さい頃は(一般的に言う)変わった子で、視点や観点が飛びぬけて秀でていたり、やはり潜在能力のある人が多い気がします。その能力の芽を摘まない教育が大切なんですね。今は普通に使われている技術の源を知ることができて良かった。子どもは大きくなってしまったので、孫が生まれたら読んでほしいと思います。絵も素敵です。
2020/02/29
ひなぎく ゆうこ
★★★★☆ 息子用。41人の科学者+かこ先生が見たものは…。
2020/09/15
がんぞ
サラリーマン時代の’64に朝日新聞児童面に毎週連載。イラストも筆者。児童相手でも手抜きせず、二千字の最大限で功績を伝え人間的魅力に迫る。ハーシェルはドイツから兄妹で移住してきた音楽屋だったが、手製の反射望遠鏡で数々の発見、なかんずく新惑星天王星を発見、貴族に叙せられた…ほか英国がパックスブリテン=名誉ある孤立を揚言した19世紀以降で多く米国は20世紀後半/ガリレイやラボアジエやニュートンなど最重要が外れているが、20世紀代表のアインシュタインで締めくくり「1945核実験に成功」と非人道的虐殺にふれない見識
2019/12/17
感想・レビューをもっと見る