絵のない絵本 (フォア文庫 C 57)
絵のない絵本 (フォア文庫 C 57) / 感想・レビュー
☆CHIKO
この本は違う訳でも読みましたが、なんと言ってもこちらはイラストが「いわさきちひろ」さんで訳が「山室静(ムーミンなどの訳もやられてます)」さんなので、また読んでみたくなりました。一つ一つのお話は、月が見た景色・情景を語っているという形です。時にはオチのない話もありましたが、でも、一つの短い話が本当に「絵」のように語られているのが本当に素敵でした。まさに「絵のない絵本」。それにいわさきさんが敢えてイラストを付けているんですよねぇ。もしかして私の事も、月が本のように見ているのかな・・・と思いたくなる本でした。
2013/10/11
金糸雀
他の訳書も読もう。響かない小話は訳によるかもしれないから。
2012/03/16
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