バルジの戦い (上巻)
バルジの戦い (上巻) / 感想・レビュー
A.Sakurai
バルジの戦いはベルギー南部が舞台で,要するに田舎.鉄道もほとんど通っていない.自動車の運転が苦手なので,実際に訪れることはなかったが,最近になって輪行するようになって「自転車にはぴったり」と気がついた.そこで2012年6月に実際に訪れてみた.その際にもっとも役に立ったのが本書.もともと「AFTER THE BATTLE」誌向けの記事が元になっているので戦史跡を訪れるフォーマットは聖地巡礼者向けだ.取材が1980年ころだから,それからも30年も経っている.大きく変わっているところもあれば,30年前どころか7
2012/05/18
Chi-ha-ru
「国民」擲弾兵師団や「自転車化」(タイプミスではありません)擲弾兵大隊 といった名称が「ドイツ最後の大攻勢」といった感をそそる。 バルジ戦当時と出版時における比較写真で 多くの建物がほとんどそのままなのには驚かされる。 (といってもさらに30年たったが!) 多くの写真の中でも とくにマルメディにおける偽装パンター/M10の写真は必見。 ただしドイツ軍の編成図は一般的なNATO式ではなく 当時のドイツ軍の兵科記号を使用しているため、非常に難解。 逆を言えばこれらが分かる人は相当のマニアか専門家でしょう。
2015/01/07
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