飛行艇時代: 映画『紅の豚』原作
飛行艇時代: 映画『紅の豚』原作 / 感想・レビュー
零水亭
p3-p17の宮崎監督の原作漫画ももちろんイイし、p46-p71にかけてのリアルな飛行艇、水上機、飛行機の部分もまた素晴らしいです。特にp58-61のハンドレページ42/45(アニメ映画「魔女の宅急便」にも登場), ドゥラン10C2の模型紹介ページがマニア心をくすぐります。 これで税抜1,800円はオトク。
2022/01/15
daiyuuki
宮崎駿監督の「紅の豚」の原作。ストーリーは映画とほぼ同じですが、ポルコ最愛のマダム・ジーナは登場しませんし、カーチスとの対決前夜にポルコがフィオに空中戦の途中で臨死体験したことを語るエピソードもありません。その分、飛行挺乗りの飛行挺に自分のプライドや夢を賭けた生きざまを痛快に描いたストーリーが、後味爽やかです。実際のアドリア海で戦っていた飛行挺乗りの実話や原作やアニメの設定資料も収録されています。
2015/10/06
サアベドラ
言わずと知れた空飛ぶ豚の映画の原作本。2004年刊(増補改訂版)。原作となった連載自体は3回分、合計わずか14ページで(元々はモデル雑誌に不定期掲載されたもの。本作を含む他の連載は『宮崎駿の雑想ノート』で読める)、他に飛空艇の三面図や立体モデル、時代背景の解説や宮崎駿本人へのインタビューなどが収められている。あらすじは映画版と大体同じで、カーチスなどの設定が少し違う程度。ミリオタ、兵器オタとしての宮崎駿を知りたければ前掲書を手に取った方がいいかもしれない。本書はまあファンブックですね。
2022/02/21
どあら
中学校の図書室で借りて読了。宮崎監督の飛行機好きがよーく解ります(^^)
2016/03/07
大泉宗一郎
宮崎駿による『紅の豚』の原作漫画。『雑想ノート』シリーズの一環であることもあり、シリーズ自体も趣味で連載していたこともあってか、思いっきり肩の力を抜いて、のびのびと楽しく描いているのがタッチから伝わる。それでありながら、かなり映画のストーリーを踏襲しており、非常にしっかりした構成になっていることにも驚き。宮崎駿の映画でもトップ3に入るくらい大好きな映画だったので、そのルーツが知すことができて嬉しい。
2018/12/15
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