KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

インドネシアの恋唄

インドネシアの恋唄

インドネシアの恋唄

作家
島田荘司
出版社
南雲堂
発売日
1995-06-01
ISBN
9784523262237
amazonで購入する

インドネシアの恋唄 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Ayumi Katayama

恋物語三編。舞台はそれぞれ、インドネシア、フランス、ドイツ。どれも異国情緒にあふれ、ミステリーを少しとセクシーをひとつまみ、そして車でスパイス。+都市への追想。これは随筆。対談のように語りかけるような文調。著者が訪うた都市に思いを馳せる。こんな風な物語を紡ぎ出せる推理小説作家というのは、この方くらいではなかろうか。

2020/03/22

naolog

図書館にて。中古本もなかなか見つからず。インドネシア・パリ・ドイツ(ベルリン)が舞台の小恋愛小説。表題作は結構好き。大学4年の若者が現地の娼婦と恋に落ちる。ジョグジャカルタという都市は知らなかったが、興味をひかれる。命の値段として400万ルピアが90万円の時代で小説は書かれているが、今調べると3.5万円…通貨安が激しい。作中で重要な役割をもつ乗り物”ベチャ”は現在ほとんど残っていないらしい。作者のあとがきならぬ追想で、地球規模の大トリックとか外国舞台が小説に書けない=売れないとされていたのは衝撃。

2022/04/25

鳥居

海外を舞台にした3編。どれも時代やその土地に翻弄される人々のもの悲しさが漂います。作者の「都市」観も読みごたえがありました。

2019/07/30

ハザマ

インドネシア、パリ、ベルリンが舞台の短篇集。ドイツがまだ東西に分かれていた頃の話。どの話も異国情緒溢れて面白かった。

2013/03/07

ココアにんにく

19950725読了

感想・レビューをもっと見る