島田荘司全集Ⅳ
島田荘司全集Ⅳ / 感想・レビュー
ぐうぐう
華々しくデビューしても、そのすべてが小説家として生き残っていくわけではない。本格ミステリというシビアなジャンルの中で、島田荘司が未だ第一線で本格をリードしている小説家であり続けている理由が、この全集4巻を読むと理解できる。デビューして4~5年の頃に書かれた4作の長編ミステリが収録されているのだが、『確率2/2の死』は刑事物、『サテンのマーメイド』はハードボイルド風、『夏、19歳の肖像』は青春物、そして『火刑都市』は社会派と、まったく違う作風として書かれている。(つづく)
2012/01/03
もぐもぐチョビたん
『確率2/2の死』 『サテンのマーメイド』『夏、19歳の肖像』 『火刑都市』収録。 火刑都市はなかなか考えさせられる話で面白かったけど他はあんまりパッとしなかったかな(´¬`) 確率〜では通話記録について疑問に思ったけどこの時代ってそんなもんなのかーって思った。
2011/07/31
canabi
3ー2020
2020/01/12
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