島田荘司全集 V
島田荘司全集 V / 感想・レビュー
ぐうぐう
全集第5巻には、1986年から87年までに刊行された4冊が収録されている。島田荘司は、デビューする前から、新聞で気になった記事をスクラップし、そこからミステリ的発想を膨らませることが多かったのだという。この習慣は、デビュー後の作品、特に短編において、おおきな役目を果たすこととなる。そして、新聞記事からの発想が、本格でありながらも、社会派を内包した、島田独特のミステリスタイルを構築することにも役立っていくのだ。島田の都市論の集大成とも言える『樹海都市』の刊行が楽しみだ。
2012/06/25
胡瑯
相変わらずの誤字率・・・。頼むよ南雲堂さん。。。対談は『上海レディ』の取材の話題。の割には本編で中国のシーン少なかったのが残念。あとがきはそれぞれの作品についてかなりページを割いて書かれているので、興味深く読めた。
2014/09/02
sohmah147
網走発遥かなりを読んだ バラバラのピースが最後に見事に組み上がる 他の短編;あまり語られていないが、島田作品のエロティシズムはボディブローのように後からじんわりと効いてくる
2013/05/07
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