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探偵小説の様相論理学

探偵小説の様相論理学

探偵小説の様相論理学

作家
小森健太朗
出版社
南雲堂
発売日
2012-05-26
ISBN
9784523265061
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探偵小説の様相論理学 / 感想・レビュー

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Yapuppy

前提となる知識が不足しており用語に慣れていないので、何を書いているのか断片的にしかわからない。しっかり勉強してから読み直すことにする。

2012/12/09

kaizen@名古屋de朝活読書会

推理小説を様相論理学と関係づけて説明している。 「モナドロギーからみた<涼宮ハルヒの消失>」のように具体的な作品に触れて,論を展開している。 ラキスタにおけるツンデレの元々の意味についての紹介のように,細かいことに拘っているところがよいかも。 探偵小説というよりは,推理小説と言った方が正確かもしれない。 推理小説を読む前,読みながら,読んだ後の三度楽しめる本だと思った。

2012/11/11

あんすこむたん

「神のみぞ知るセカイ」が出てきたのは驚きました。戦後探偵小説史も参考になります。しかし肝心の第二部は頭が追いつかず。

2013/01/12

様相論理学について学びたいと思ったら探偵小説というよりオタクのサブカルチャーの本でした・・。でも、聞いたことのあるタイトルだが読んだことはない作品の紹介がかなりありましたが、だいたいどんな作品か分かるように書いているので問題はなかった。全体を通して言うと、様相論理学という新たな視点を与えてくれて、なかなか楽しめました。欠点は、一冊本としての編集や構成の悪さだ。一章はとにかく冗長だ。二章は分かる人にとっては正確性に不安があるし、内容も薄めで、かといって初心者にとっては具体性に欠く分かりにくい文章だ。

2013/05/30

MKSzk

前作で食い足りなかった石持浅海に一節が割かれており、『扉は閉ざされたまま』や『水の迷宮』に感じた気持ち悪さがうまく分析されていた。そこまでは良いのだけれど、後半の分析は探偵小説と呼びがたい作品中心でちょっと首を傾げた。探偵小説の枠を広げたいのかな。

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