奇想天外 21世紀版 アンソロジー
奇想天外 21世紀版 アンソロジー / 感想・レビュー
はなん
発行されていた当時を全く知らず、それが2冊で今回作られると聞いたときはとても嬉しかった。だってこの雑誌から作家新井素子は始まったんだもの。ということで、昨年12月から開いてようやく一応読了。素子さんの作品がとても好き。こういうお話を望んでいたんだな、と気付く。有栖川有栖×山口雅也のマンザイに笑い、続く北村薫氏を含めた3人の対談も興味深かった。恩田陸さんの作品も強く心に残る。そう。これは「雑誌」なんだ。アンソロジーでも短編集でもなくいろんな事が盛り込まれる「雑誌」基本、マンガも含めてあまり雑誌を手にしない→
2018/01/14
ハスゴン
分厚いですが、それぞれの切り口が楽しめました。
2018/02/26
阿部義彦
ようやくよみおわりましたあ!伝説の雑誌を今のメンツで作ったらこんなに豪華な執筆陣が「奇想天外」のためならばと喜んで新作を書き下ろして下さいました、それが凄いです、綾辻さんとか京極さんはやはり若い時にどハマりした雑誌なので喜んで新作(内容も奇天烈)をくださったし、その他新井素子さん、有栖川さん、恩田陸さんと井上夢人さんは私初めて読ませてもらいました。何よりも宮内悠介さんの「三つの月」良かった、「ディレイエフェクト」より気に入りました。漫画も喜国雅彦や本さんの「レコスケ」ありーの、SFミステリーファン大満足。
2018/01/15
kri
図書館でふと目に付いて借りてみた。うーん…マニアなミステリー&ホラー、SFファンではないので有り難みが今ひとつわからない。個人的には宮内悠介「三つの月」が興味深く、10年来通っている整体の先生に語ってみた。科学的エビデンスに基づく西洋医学の医師が日々人の肉体に関わるうちに疑問を感じて、カイロプラクティックや漢方などに方法を変える、ということは意外にあることだよ、と言っていた。あとは飛ばし読みでページ数の半分くらいしか読んでない。
2018/05/15
ジャム
山口雅也編集長による現代に蘇った「奇想天外」21世紀版アンソロジー!有栖川有栖、恩田陸、京極夏彦、法月綸太郎ら現代を代表するミステリ作家の書き下ろし短編からアント二イ・バークリーら海外古典作家の掘出し物、三津木忍、乾敦ら幻の作家らの推理小説を収めた豪華アンソロジー!しかも、小説だけではなく麻耶雄嵩スペシャルインタビュー、文壇ビートルズ王決定戦、ミステリ映画マイナス10、ミステリ宮中歌会始の儀、縣壇「ミステリゲームを遊ぼう」、縣壇「あなたも作家になれるかもしれない」、結カー問答など企画も充実で読み応え十分!
2017/11/10
感想・レビューをもっと見る