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党綱領の力点

党綱領の力点

党綱領の力点

作家
不破哲三
出版社
日本共産党中央委員会出版局
発売日
2014-01-01
ISBN
9784530044093
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党綱領の力点 / 感想・レビュー

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ひかりパパ

未来社会論に注目した。旧綱領では社会主義の特徴は生産物の分配、つまり社会主義のもとでは生産力が資本主義社会より発展し物がどれだけ生産され、それがどう分配されるかに重点が置かれていた。これが国際的な定説であった。新綱領ではこの定説を翻し生産手段の社会化が社会主義的変革の中心だと定義した。生産手段が社会全体の共有財産となることで搾取がなくなり、働く者の状態が根本的に変わる。ここが一番の新綱領の特徴だ。

2017/01/15

yo yoshimata

1年ぶりの再読になります。『突破点』と連続して読むと、不破さんの問題意識の継続と発展がよく分かるような気がしました。『突破点』のラストは、綱領の生命力を日本の政治戦略の有無で語っていましたが、本書のラストは、21世紀の日本と世界の展望を太く語って締めになっています。未来社会論に力点を置くとした本書にふさわしいと感じました。

2015/01/24

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