花と火の帝 上
花と火の帝 上 / 感想・レビュー
けいちか
初読の作家でしたが、残念なことに、この作品が絶筆作品とのこと。現時点でも上下2冊で結構の厚さがあったのに、最後まで作品を書いていたら、一体どのくらいのボリュームになったのか、想像もつきません。時代は徳川幕府初期第二代将軍から第三代将軍の頃にかけての京の帝とその周りの人々との交流を書いている作品。とはいえ、天皇が御所内ではない場所に移動する際の輿や駕籠を担ぐ人々=八背の里の人々、駕輿丁の頭の子供、岩助が修行を経て現代で言うところの超能力者になって、仲間と帝をお守りする…のですが、先にも書いたとおり、残念なが
2006/12/02
むっき
隆先生の死別で未了であるのが残念。
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