書誌学の回廊
書誌学の回廊 / 感想・レビュー
やまゆ
書誌学の奥深さを初めて知りました。何百種も同じ本があり、そこから歴史の手がかりを探ること、果てしない仕事にやりがいというか一生を捧げておられるようで、大変そうだけど羨ましい気がします。
2017/09/17
LS
私のやりたい事はこれだと思った。読んでよかった。
2015/02/24
Germanene
書誌学の入門の入門という感じ。古典籍に関する知識から始まり、最後に著者が拾った写本の実際の解読で締めるというのは、構成として巧いと思った。
2012/11/14
勉誠出版営業部
林望さんの『書誌学の回廊』を読了。書誌学に関する知識や、思い出をつづったエッセイ。これ一冊で「書誌学」がどういうものかは、初めて書誌学に接する人には理解できないと思いますが、「読み物」としては面白く、また、多少なりとも書誌学をかじったことのある人はさらに楽しめる作品だと思います。
2012/05/10
kana0202
おもろい。写本と刊本のちがいから、その見分け方まで。さらには写本の間違えを例に人の描き間違い写間違えのはなし。いかに書誌を書くかについても。情報論認知論としても秀逸かつ基本的。本というものそれ自体について何かを考えたことのある人ならば、すぐに読み終わることができる面白さ。
2022/05/18
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