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家族はこわい: 母性化時代の父の役割

家族はこわい: 母性化時代の父の役割

家族はこわい: 母性化時代の父の役割

作家
斎藤学
出版社
日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
発売日
1997-07-01
ISBN
9784532162191
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家族はこわい: 母性化時代の父の役割 / 感想・レビュー

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noraokapi

20年近く前の本だが、古びた感じはしない。家族とは権力装置であり、家族はフィクションだという前提で書かれている。妻は「母」であり、夫は「子ども」である。この関係性の歪みが、子どもに登校拒否、いじめ、摂食障害、コミュ障などの病気をもたらすという指摘は、いまでもそのまま通じる気がする。子どもだけではない。家族が全員病んでしまう。私はあまり自覚のないまま「父」を通り過ぎてしまったので、これから「夫」にならねばならぬが、本書を読むと道遠しとしか言いようがない。

2016/01/21

昌也

本棚

2023/02/01

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