ニュー・ニュー・シング
ニュー・ニュー・シング / 感想・レビュー
harass
この著者にIT業界を描いた本があると知りあわてて注文。90年代アメリカ。3Dグラフィックのシリコングラフィック社、初のブラウザのネットスケープ社、医療ソフトのヘルシオン社を連続して起業し莫大な富を得たジム・クラークのルポタージュ。彼が趣味的に全力をこめていた、コンピュータ制御の巨大ヨットに著者も乗り込み大西洋横断を試みるのだが… コンピューターの発達と、インターネットの無限の可能性に既存企業が翻弄され、株式上場をつかった錬金術を確立したジムの先見の明と変人ぐあいに驚き呆れる。正直、この著者の本では並か。
2022/10/23
紙魚
テクノロジ系ベンチャー企業において、利益どころか売上すらなくても株価が高まるという現象を生み出した人物の評伝。
2020/12/01
キミ兄
新刊以来の再読。ジムクラークの奇天烈ぶりは今読んでも新鮮。偏執狂じゃないとビジネスでは成功できない。「闘うプログラマー」も久々に読むか。☆☆☆。
2017/01/07
Mirunovic
前半グイグイ進めたが、後半失速した感じ。
2021/06/18
かも
★★☆☆☆著者マイケルルイスはNewNewThingを次々生み出すジムクラークが本当に好きだったんだな、というのは伝わる。しかし話が前後したり事実と想像が混じったりで、パラレルな文章構成だった。全体を通して、ルポとしては優秀なのかもしれないが、何を伝えたかったのか理解できず、あまり身のない内容に思えてしまった。
2017/12/07
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