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忙しい日でも、おなかは空く。

忙しい日でも、おなかは空く。

忙しい日でも、おなかは空く。

作家
平松洋子
出版社
日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
発売日
2008-09-01
ISBN
9784532166687
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忙しい日でも、おなかは空く。 / 感想・レビュー

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masa@レビューお休み中

まず、エッセイ。次に簡単なレシピ。最後に料理の写真。この順番が最初から最後まで繰り返されていく。実に、単純な構成だが、これが平松洋子の罠なのである。読むほどに、ジタバタ身悶えしてしまうのだ。この本、お腹がすいているときには、絶対読んではいけませんね。もれなく、処理できない口のなかのよだれと、お腹から悲鳴のような腹減り音がついてきちゃいます。平松さんの文章ってすごいですね。ただ、文章を読んでいるだけなのに、料理の映像が頭に浮かんでくるのです。しかも、料理の香りや味までイメージできてしまうのだからすごいなぁ。

2013/04/23

おくちゃん🍎柳緑花紅

平松洋子さんがとても好きです!!お料理もその文章も気取りがなくいつも自然体。少しの手間で極上の時間を持つことが出来る。慌てない、お豆腐にオリーブオイルと塩は、作っていたけれど、水切りしていなかった!!今日はしっかり水切りをして頂こう!あさり入り蒸し豆腐も、あっ、お腹がグーって鳴った。単行本を買って良かった。お料理のカラー写真は益々食欲をそそる!

2015/06/18

Rosemary*

平松さんの紡ぐ文章は気負いなくとても心地よくすっと入ってくる。そして食べものをなんて美味しそうに描くのだろう。ほんのひと手間で格段の違いがでるんですね。アサリ豆腐と胡麻ごはん気になります。

2015/04/30

あつひめ

高級な物を使うことがおいしい物を作ることではなく、自分で育てたものや地元の食材、普通に贅沢しないで手に入る食材をひと手間加えることでおいしく変える。そのひと手間…っていう作業が幸せの調味料みたい。いろんなものがあふれる中で自分の生活に何が必要かを見極めてシンプルライフを目指す・・・すごくかっこいい気がする。自分の身の回りを眺めるといつの間にか贅肉のように家に物があふれ始めている。ちょこっとひと手間加えることを心掛けて家の中もそして生活もシンプルに、そしておいしいものを作りたくなった。塩トマト挑戦したい。

2011/08/06

kaoriction@感想は気まぐれに

うれしい時でも、かなしい時でも、死にそうにツラい時でも、ひまな日でも忙しい日でも、おなかは空く。それが生きているということ。生きていることを実感するということ。「たった十分、わずかな時間」でも、ひと手間かけたトマトを食べる贅沢。生きているということは、ただそれだけで贅沢なんだ。特別なことなど何もない。ほんのわずかな手間と時間。それが一番のごちそうであり贅沢。「熱いってことは、もうそれだけでごちそうだ」。どんな日々であろうと、生きていればおなかは空く。でも、ほんのひと手間でそれは満たされるんだ、ということ。

2013/10/22

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