絵物語長谷川等伯
絵物語長谷川等伯 / 感想・レビュー
ナイスネイチャ
図書館本。偶々見つけました。直木賞「等伯」の絵物語版。作品読んだ後にオススメですね。
2014/11/18
それいゆ
直木賞受賞作「等伯」の感動が蘇ってきました。昨年読んだばかりなのに、もう忘れていました。この絵物語は上手くまとめられていて、中学生ぐらいでも興味深く読める内容です。巻末の「松林図屏風」などのカラー写真とその解説も必読でしょう。
2014/02/01
さらば火野正平・寺
『等伯』で直木賞を受賞した安部龍太郎が文で、日経新聞連載時に挿絵を担当した西のぼるの絵をメインにした長谷川等伯物語。伝記というより受賞作『等伯』のダイジェスト的内容。昔から西のぼるの絵は好きだったが、この本の全編カラーの絵は素晴らしい。戦国・安土桃山時代の雰囲気がパステルカラーで優しく強く暖かく、何故か懐かしい。等伯に負けてないと思う。等伯の31歳で都に向かう人生もすごい。狩野永徳との確執。巻末に安部龍太郎選の等伯十作が載っているのも良い。確かに『松林図屏風』は良いよなぁ…。素敵な一冊だと思う。
2014/11/13
onasu
何と贅沢な本でしょう。安部龍太郎さんの直木賞受賞作「等伯」が絵本になって再登場。さし絵は日経新聞連載時の西のぼるさんで、「等伯」の粗筋が辿っていけます。 仕事を共にしてきたからこその情感のこもった絵は、詳細が綴られていなくとも、読んでいた折が浮かんできます。 巻末には安部さんお薦めの等伯10点の絵画もカラーで収録。これまた贅沢な一品でした。
2019/01/18
就寝30分前
物語と美しい絵が絶妙。ベースの直木賞作品を挿絵でふりかえることが出来ます。挿絵の作者はこの本の中で等伯と競っているなと感じました。原作を読み返したくなり、こんな本も有りだと思います。
2015/02/12
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