松本幸四郎
松本幸四郎 / 感想・レビュー
まやま
カバーの写真が象徴するように、幸四郎さんって生真面目な人だなあ、というのが印象。随分前にこの人の俊寛僧都を見て、最後のシーンにゾクゾクさせられたことを思い出しました。ラ・マンチャの男、未鑑賞なんだけど、一度見てみたい。
2014/01/07
クリイロエビチャ
これは読んで失敗。新聞に連載しているときの「履歴書」はちょうどいい文量、でも一冊にまとめるとコマギレ感が半端なくて物足りなさだけ残る。それに兄側からみた弟についても読みたかったのに、言及されてなかったし。東宝から吉右衛門さん一人だけ松竹に戻った時のことも「歌舞伎に専念するために弟は松竹に戻り」って一行だけ。つめたいなぁ。「脇役をやる機会がない」といったような言葉だけが印象的だった。確かに、名門は名門でやる役決まっちゃうもんな。とにかく初代吉右衛門も父・幸四郎も「私」が継ぐのだ、という強烈な意志は理解した。
2014/02/15
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