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そういうものだろ、仕事っていうのは

そういうものだろ、仕事っていうのは

そういうものだろ、仕事っていうのは

作家
重松清
出版社
日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
発売日
2011-02-01
ISBN
9784532171049
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そういうものだろ、仕事っていうのは / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

ヒューマン&人情物語の名手6名による「仕事」をテーマにしたアンソロジーです。重松さんはさすがの一言につきる作品でした。野中さんも姉妹の微妙な空気を伝える作風はお見事でした。石田さんは珍しく?ノーマルでクリアな作風で、ある意味ちょっと新鮮でした。大崎さんは20年来の付き合いのあるサラリーマン二人を重厚に描いており、盛田さんはメンタルヘルスなネタをリアルありすぎで書いています。津村さんは津村さんらしい、相変わらず女子特有な空気をコミカルに書いて、キモチを和ませてくれます。「仕事」って、やっぱり大変ですよね…。

2015/12/04

taiko

『仕事』に関するアンソロジー。各作家さんの作風の違いが面白く、1冊でたっぷり楽しめました。『ハート・オブ・ゴールド』に、大好きな映画『めがね』を思い出しました。漂う雰囲気が好きな小説でした。初めましての津村記久子さん、『職場の作法』に妙にツボってしまいました。本編があるみたいなので、是非読んでみたいと思います。

2016/01/06

はたっぴ

人気作家6名による短編競作。世の中には色々な働き方があるものだ。自分に近い職種の題材もあり、日頃の心理状態とリンクする部分が多く一気読みだった。仕事と家族、どちらもかけがえのないもので、ライフワークバランスについて振り返る一編だった。泣かせ上手の重松作品では安心して涙を流し、津村さんの短編は再読なのに、鋭い観察眼にニンマリ。仕事の壁を乗り越えたくてこの作品を手にしたが、仕事で生じた歪みはコツコツと日々の業務で整えていくしかないのだ。仕事とはそういうものだ。本や読友さんからエネルギーを貰えるのがありがたい。

2016/07/08

モルク

6人の作家さんによる「仕事」にまつわるアンソロジー。初めましての野中柊さん、盛田隆二さんと出会えてよかった。「ホームにて、蕎麦」は、いかにも重松清さんらしい作品。【休む勇気】確かにそんな日も必要だなと思う。どの作品も思った以上にずっしりときた。自分の今置かれている立場、状況により共感したり納得したりする作品がいろいろ変わると思う。ということで、またいつか再読したい。

2018/07/11

どどいち

どの短編集も独特感があり面白かった。仕事に纏わる話でしたが、親近感を覚えた作品もありました。仕事の面白さ・厳しさ…。たまにはサボッてもいいかな?って言うのも有りですね。

2016/02/25

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