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憧憬☆カトマンズ

憧憬☆カトマンズ

憧憬☆カトマンズ

作家
宮木あや子
出版社
日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
発売日
2011-06-01
ISBN
9784532171070
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憧憬☆カトマンズ / 感想・レビュー

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❁かな❁

めっちゃウルトラハッピーな作品で楽しくて一気読みでした〜♡宮木あや子さんの作品を読むのは3作目。宮木さんは『花宵道中』のような切なく苦しい妖艶な恋愛ものから『校閲ガール』や今作のような明るく楽しいものまで本当に幅広いジャンルを書かれてびっくり!!4編の連作短編集。アラサーの後藤ちゃんと中尾ちゃんの関係すごくいいです★二人の会話のテンポもいいし、山内くん、村内くん、パティもいいし、本当に楽しい読書タイムを過ごせました(´▽`*)宮木さんのあとがきも最高〜♪宮木さん更に好きになりました♡とってもお気に入り★

2015/05/10

冴子

『校閲ガール』シリーズが気に入って、この本にたどり着きました。 派遣で高給取りの後藤と、人材派遣会社のコーディネーター中尾の2人の女子と、それぞれの彼氏。彼らの何気ない日常内で描かれる楽しい時間。いい大学を出てなくても楽しい人生を送り、いい彼を得ることはできるんだな。 それは彼女たちの生きる姿勢とリンクしているおかげだとは思うけど。後藤の職場の後輩の通称パティ、こと松田リカの話が面白かった。 それぞれのタイトルは韻を踏んでいるだけなんだけど、<脳膜サラマンダー>が一番受ける。

2016/04/24

utinopoti27

いや~、いいなぁこのノリ。都内でダントツのバカ大出て7年、PCメーカーのサポートスタッフ後藤ちゃんと、派遣会社営業の中尾ちゃん。本作は、一見軟派でいて、意外と仕事に恋に前向きだったりするアラサー「男前女子」の二人と、たい焼き屋の娘パティでお話は進みます。極め付きは「娘に甘ったれてんじゃねえ、このクソオヤジ!店継がせてぇならもう一人くらい作れってんだ。娘ひとりしか作れねえくせして偉そうにすんな!このインポ!」たい焼き屋を継げと迫る父親に、切るパティのたんか。思いっきり秘孔突かれちゃいました。これ面白すぎ!

2018/02/10

文庫フリーク@灯れ松明の火

ああ、『野良女』より先に読めば良かった(笑)下ネタの毒が強烈な『野良女』に比べマイルド。「わいせつ」と「はいせつ」くらい違う(笑)日経ウーマン連載考えれば下ネタ期待は間違いだけれど、その分ディープな小ネタ満載で楽しめました。目次にユーラシア大学時代?の中尾と後藤のイラスト有るのですが、表紙とのギャップに笑えます・・・手彫り仏像抱えた中尾(笑)細かなところで宮木さんの「いいよ」ではなく「良いよ」「いいなあ」でなく「良いなあ」という書き方が好きです。私も、娯楽の読書くらい楽しいのが「良い」と思う一人です。

2012/03/29

エンブレムT

『痛快!爽快!ウルトラハッピーストーリー!』宮木作品は初読みだけど、あとがきによるとこの作品は今までとは相当作風が違うようです。魅力溢れるキャラクターに釣られ、読むほどにテンションが上がりました♪ワカマツカオリさんのポップな装画が、ハッピー度を更に上乗せしてくれます♪♪「リアリティとかくそくらえ」と謳いつつ書かれたそうですが、29歳独身女性の感覚は非常にリアルです。何がヤバいって、何も焦ってないことが一番ヤバいという中で求めるのは「何気ない幸せを見付けてしみじみハッピー」ってな物語じゃないよねー。わかるw

2012/01/21

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