波止場浪漫 上
波止場浪漫 上 / 感想・レビュー
keiトモニ
次郎長の姪で養女でもある千畳楼の女将“まつ”って…幾人養子がいるんだよぅ、次郎長さんよ。民主党政権時なら相当子供手当が貰えたよネ。当時そんな養子事件もあったしね。“初志郎は「三業の川」の方へ歩きだした。三業とは遊女屋、芸者屋、料理屋のことだ”…へえ~、身業、口業、意業の仏教用語とはえらく違うんですね。業があるかぎり輪廻は続くということですか。“血の味がまたけんを困惑させる…のぶと初子、狂態のどこかに…女の焦燥が…”けんと植木先生の濡れ場があちこち鏤められていますが、どれも見事な出来ばえです。さて下巻へ…。
2015/11/03
ぶんぶん
【図書館】挫折しました、諸田玲子のルーツ編という事で借りて来たのですが、いつもの諸田節が出て来ない。 自分の身内の事なので地味にしたのか・・・淡々と歴史を行ったり来たり、飽きてしまった。 特に次郎長に愛着は無いので。 小説なんだから、もっと山あり谷ありの方が良かった。 残念!
2024/11/06
baba
諸田作品だと楽しみにしていた。実在の人物という事で遠慮したのか諸田さんらしい文章や展開でなかったのが残念。主人公がなぜ植木に惹かれ、長い間引きずっていたのか、わからずもやもやしながら下に。
2015/01/19
元気伊勢子
まさかの次郎長の話で嬉しかった。明治と大正と時代が交互に場面が切り替わっていく構成で、大人のラブロマンスでもある。
2021/09/05
ざるめ
侠客好きの友人から、清水の次郎長親分の娘の話だから、ぜひ!とオススメされて読んでみた(^^)次郎長親分の養女おけんちゃんは気っ風のいい姉御肌かと思ったら案外普通の娘さんで、話も悲恋もの(^^;)思った話とは違ったけれど、おけんちゃんの娘時代(明治)と年増時代(大正)が交互にかかれていて、時代背景もよく分かり楽しい♪育ての両親を亡くした おけんちゃんはこれからどうなるのか?おけんちゃんの想い人が時を経て帰ってきた真相は?
2016/06/15
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