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三鬼 三島屋変調百物語四之続

三鬼 三島屋変調百物語四之続

三鬼 三島屋変調百物語四之続

作家
宮部みゆき
出版社
日本経済新聞出版
発売日
2016-12-10
ISBN
9784532171414
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三鬼 三島屋変調百物語四之続 / 感想・レビュー

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starbro

宮部みゆきは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。三島屋変調百物語シリーズも読み続けて4作目となりました。今回も安定の面白さですが、怖く悲しい話が多かった気がします。オススメは、表題作にもなっている「三鬼」です。語り手も聴き手も真剣勝負、命がけなのかも知れません。本シリーズは1巻あたり、4~6話ですが、著者は100話まで構想しているのでしょうか?そうなると20巻前後まで続きますネ。

2017/02/08

Tanaka9999

中身は4話。 「食客ひだる神」と「おくらさま」は不思議な話だが、恐ろしくはなく、楽しい話。 「迷いの旅籠」はなんともいえず寂しく、苦しくなった。 「三鬼」は恐ろしい。山中の話はこの手の話の定番といえるが、どんな話であっても恐ろしい。

2018/05/15

酔拳

「迷いの旅籠」「食客ひだる神」「三鬼」「おくらさま」の四話が収録されています。特に「食客ひだる神」「おくらさま」の話が心に残りました。「食客ひだる神」は怖いというよりは、かわいらしく思えました。こんな恐ろしがいたならば、私に憑いても怖くないかも。「おくらさま」のお梅おばあさんは、病床にいながら、自分が経験した体験をおちかのもとへ、幽体離脱して語りにいくのですが、その語っている姿が、かわいらしく思えました。ただ、おくらさまは,怖いです。 ただ、全編とおして、話が長ったらしくなってきたのが、残念なところです。

2019/09/21

おか

うふふ 至福の時でした( ^ω^ )宮部さんの時代小説って 綺麗な日本語が多々出てくる。それもお気に入りの一つ^_^そして昔の暮らしを髣髴とさせる。どの作品も其々良いが 表題作の「三鬼」が一番好きかな^_^「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」だからこそ 語る方も思いの丈を語り切って 心を軽くできる。しかし 聞く方のおちかは 聞き捨てにするには優しすぎる、でも周囲の人々に守られて 少しづつ成長していく。宮部作品の脇役もきっちり書き分けられていて想像し易い。100話まで後何話読めるのかしら?楽しみ\(^o^)/

2017/01/05

てっちゃん

もう抜群に面白い。風格さえ感じる。今回は4編収録だけど、個人的には「迷いの旅籠」が好み。これ映像化したら映えるだろうなぁ。表題作の「三鬼」はちょっと後味が悪く辛い話。最後の「おくらさま」はこれまでの話と違ってちょっとひねりが利いている。前にも書いたけど、これ本当に百話まで続けて欲しい。

2017/02/20

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