私が作家になった理由
私が作家になった理由 / 感想・レビュー
starbro
阿刀田 高は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、日本経済新聞に連載された「私の履歴書」をメインとした自伝的エッセイでした。「私の履歴書」として書いたせいか、著者の老いのせいか解りませんが、キレがなく、ブラック・ユーモアが少ないのが残念です。
2019/02/24
takaC
残念かな、目新しいエピソードがなかった。
2019/01/24
takaC
こないだ読んだ時に感銘を受けたわけではないのだけどなぜか再読。
2019/04/04
ゆーり
阿刀田高は中高校生の頃に夢中になって読んだ。話の端々に今でいうトリビア満載で、博識の人という印象があった。彼の半生を私はよく知らなかったが(国会図書館に勤務してたことだけは知ってた)湧き出る小説のアイデアの元はメモだそうで、話の核にならないものでも、ちょっとした会話などに使えるとか。生真面目な人らしく、緻密に話の筋を計算し、取材も綿密に。最近は死を意識することが多くなってきたと言う。AIは死ぬ事が出来ない。人間の営みは全て死を意識するからこそ中身を濃くしてきた、と。氏のこれからの作品を注目していきたい。
2019/03/02
ちゃま坊
エッセイ集。昔ショートショートランドという雑誌を愛読していたころ、阿刀田氏はそこの常連作家だった。いつもの街の図書館で講演会があった。幸福の神様の話をされたのを覚えている。博識で話が面白くわかりやすいというのがこの作家さんの印象。そうだったシンプルなのがベストだった。
2022/04/25
感想・レビューをもっと見る