KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

日本人の身体観

日本人の身体観

日本人の身体観

作家
養老孟司
出版社
日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
発売日
2004-12-01
ISBN
9784532192679
amazonで購入する

日本人の身体観 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

さきん

身体への捉え方として、立花隆氏に代表されるモノのような扱いに対して違和感を感じ、オーソドックスな脳化社会論とともに物質や神のみに源を求める一元論と神(魂)と物質の二つあって理解できるとするデカルトな二元論も絡めて考察を進める。著者は解剖学者として西欧的な科学観と東洋的思想のはざまに立たされている。さらに現代化が進み、立花氏のような現代人の身体への意識低下という問題にも直面している。

2020/04/25

なつのおすすめあにめ

養老氏の言う脳化社会は、自然をどんどん排除していく、するとどうなるか。死体という人間最後の自然をも、排除する。死はみじかではない日本、誰もが死ぬのに。祖父が亡くなる一週間の間、自分は最後のお世話をした経験があり、その濃厚な死の匂い(文学的な比喩と、実際の糞尿的なモノと)を思い出しながら読んだ。解剖学を通じた実践的な養老氏の思考は、信用できる気がします。

2020/05/17

tk

養老節炸裂

2012/03/20

qwel21

身体の問題を日本人はどのように考えてきたのか?中世、近世、現代。哲学、仏教とさまざまな立場の見解を紹介。

2009/06/02

すねいぷー

途中まで頑張って読んだが理解できず、徐々に怒りすら覚えてきた。

2023/08/02

感想・レビューをもっと見る