人を生かす稲盛和夫の経営塾
人を生かす稲盛和夫の経営塾 / 感想・レビュー
ehirano1
今の当方にとって本書に出会えたのはベストタイミングでした。探し求めていたというよりも、何気なく(これを無心というのでしょうかね?)手に取ったのが本書との出会いでした。とにかく、読んでよかったと思いました。背中を押してもらったようで元気が出たことは間違いなのです。
2018/03/03
ehirano1
「どんなに賢い人を雇うにしても人間性のよい人を雇うことです。絶対に能力だけでは採用してはなりません。今、ウチにはこういう優秀な専門家が喉から手が出るほどほしいと思っても、人間性が伴っていない人は雇ってはなりません(p139)」。私も手痛い失敗をした経験がるので、凄く凄くよくわかります。
2022/07/10
ehirano1
「人間はみな感情の動物です。ですから、経営者というものはすばらしい心理学者でなければならないのです。働く人たちの気持ちが、どう揺れ動くかが読めないようでは、経営者のうちに入りません(p45)」。なんとも厳しい言葉ですが、経営者は従業員の生活も背負っている以上これくらい厳しくて当たり前なのでしょうね。
2019/10/13
ehirano1
「任せるのではなく、責任を持たせる(p179~180)」。今では懐かしいことなのですが、いつもは“この件は君に任せる(担当してもらう)”と言うところを、“この件は君に責任を持ってもらう”と部下に言ったところ、目の色が変り、結果、その部下の仕事の質が向上したことを覚えています。
2021/02/22
ehirano1
学者肌の強く癖のある研究開発の現場にも著者は本書で回答していることと同様の振る舞いだったのか知りたいです。著者も研究開発出身ですので、その辺りに触れてほしかったです。
2020/06/20
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