挑戦我がロマン: 私の履歴書
挑戦我がロマン: 私の履歴書 / 感想・レビュー
ともひろ
われわれの競争相手は競合他社ではなく、真の競争相手は目まぐるしく変化する顧客のニーズそのものである。どんな仕事においても言えるなと思いました。やはり、この人はカリスマ経営者だと感じる1冊でした。
2016/05/17
手押し戦車
常識とは過去の経験の積み重ねから生まれる。過去のことを見ていると、先のことを考える力が弱まり、枠に囚われた中でしか行動出来なくなる。消費者は心理の世界の住人であり、売り手が理屈の世界で考え出したお客さん像をもとに販売計画や行動をしても、売り手の都合だけを全面に出してしまい、お客さんに不快感を与えてしまう。心理の世界を理屈の世界で考えるのではなく、心理には心理の考えで物事を考え行動する。美味しいとは飽きると言うのが心理、理屈では永遠になる。商売は美味しいを追求するほど、飽きられる。さらに改良して行く
2015/03/01
星☆
新しいことに挑戦し続けるパワー。 信じたことを継続するパワーをもらえる本です。
2014/12/30
やまねっと
自分でも仰っているが、販売の経験がないと。それだから、セブンイレブンの改革は断行できたのだろうと思う。現場はたまったものではなかったろう。コンビニとスーパーの業態も今や転換期に来てると思うが今も筆者が経営に携わっていたらどう舵取りを取っていただろうかと思わずにはいられない。 日経の私の履歴書は読み応えがあるとてもためになる本である。
2020/01/13
otoya
セブン&アイグループを作った人の本。その当時の常識では考えられなかったことを次々と行ってきた記録。仮説を持つ。顧客目線。正しいと思うことはやり遂げる。この3点に話は尽きると感じたが、それを行うことがいかに大変か。著者は確かに顧客目線を持っている。というよりも、著者自身がグループにおいて第一の顧客であり、かつクレーマーである。有能な経営者はわがままだ、みたいな話を聞くが、有能な経営者は、顧客がわがままなことを知っていて、知らず知らずにそれを体現しているのだ、と感じた。あと、出来ればもっと暗い話が見たかった。
2015/03/12
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