「話し方」の心理学 必ず相手を聞く気にさせるテクニック (日経ビジネス人文庫)
「話し方」の心理学 必ず相手を聞く気にさせるテクニック (日経ビジネス人文庫) / 感想・レビュー
ミライ
米国の心理学者が著したコミュニケーションの名著(書かれたのは1960年代!)。「話し方」に関するテクニックが満載、会話例がふんだんに盛り込まれておりわかりやすい。 参考にしたい名言多く本が付箋だらけになった。しばらくしたらもう一度読んでみたい。
2017/11/12
タカボー
さすが名著と言われるだけあって心理というより真理。「言葉は贈り物」「聞くことは相手を癒すこと」。意思の無い言葉は無い。なぜ相手がその話をするのか?その言い方をするのか?人の心は難解ではあるけど、言葉には謎解きのサインがいっぱい詰まってる。話せば話すほど反感は発散されていく。まず相手の主張を理解している事を伝えてから自分の主張をする。感情的になりそうな時に一瞬立ち止まって実践したい。何気ない会話も毎日発見に溢れている。
2022/04/16
alphanri
後輩指導で悩みを話したときにオススメされた一冊。 自分の思い込みがいくつか解消され、話の伝え方でこう改善できるかな、といくつか考えることができた。 誰かに情報共有したとき、何で伝わらないんだろう?と思った経験がある人へ、読んでみて欲しい一冊だ。
2023/02/18
楽毅
コミュニケーションに求められるものは何か。話しを生業にしているにも関わらず、未だに納得できる答えに行きついていないと感じて手に取った一冊。類書は多く見かけるが、本書は60年近く前にアメリカの心理学者がまとめたもので、現代にも十分通用する内容に驚いた。アメリカでは古典になっているそうだが、まさに古典と呼ぶに相応しいと思う。お互いの理解には、内に潜む感情を発散させる必要があるという指摘には、正直耳が痛い思い。結局は目の前の相手に対する思いやりから始めることが、良好な人間関係を築く最大の鍵になることを実感した。
2019/04/13
ヤンさん
話は基本相手は集中してなく、興味を持つように仕向けなくてはならない高等技術。外人の噛み合わないトーク集は相手の話を聞かなくてびっくり! 会話には自然と聞いてもらいたい気持ちが入る。聞きながらうまく質問をして相手の感情の現在位置を教えてあげること。もし感情的になっていれば、全て吐き出さして落ち着くまで、反論や質問をしないこと。こちらの思っていることは相手への質問でコントロールする。昔の本ですがすごく納得し、今に通じていて、何度も読むか、大きくなった子供に読ましてあげたい本でした。たぶんまた通読します!
2020/03/21
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