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傷つきやすくなった世界で

傷つきやすくなった世界で

傷つきやすくなった世界で

作家
石田衣良
出版社
日経BPM(日本経済新聞出版本部)
発売日
2008-04-01
ISBN
9784532260026
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傷つきやすくなった世界で / 感想・レビュー

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黒頭巾ちゃん

エッセイとは時代を反映しているものですね。「使途不明金をうやむやにする社会保険庁」への怒りが最高です!!一般企業ではあり得ませんからね。筆者は一般企業に5年は勤めていたので、“常識”があるので好感が持てます。また、独W杯の日本FWへのフォローとしても“空気を読む人種だからシュートをパスするのは仕方がない。さらに、本業以外のDFもやらされているし”としています。読みやすくそして、ちょっと気付きももらえる優しいエッセイです(^_^)/

2013/09/16

SOHSA

平成18年1月から平成20年2月までの間にR25に連載されたものを1冊にまとめた石田衣良氏のエッセイ集。今から6~8年前に書かれたものであり、当時の世相がよくわかる。当時は、まさに自民党から民主党への政権交代前夜だった。格差社会やサービス残業、ネットカフェ難民など社会問題は山積していた。あの後の政権交代と再交代、東日本大震災を経た現在、本書が書かれた時と比べて何が良くなっているのだろうか。著者は、本書の中で日本社会の変化について「その過程で日本人の良識が働くだろうと、ぼくは信じているのだ」と(→)

2014/05/06

しげ

二十代の読者を想定して、さまざまな社会問題をテーマに書かれたエッセイ集。具体的な答えが提示してあるわけではないけれど「自分の頭で考えること」をしっかりと促してくれます。心を壊しながら適応しようとするよりも、賢くしなやかにその現状を変えられたら。

2013/08/10

ヨータン

石田さんが20代の若者に社会のいろんな問題について語りかけているエッセイ。2006年くらいに書かれたものなので、「年金記入漏れ」や「女性は産む機械発言」など取り上げている問題は古いけど、石田さんの優しく、温かいメッセージは心にしっかりと届きました。

2013/12/18

がらは℃

やっぱり文体が好み。2〜3年前の時事ネタが多く、その頃を思い出しつつ読。R25に連載されている時に読みたかったなあ。

2010/04/29

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