花と火の帝 下
花と火の帝 下 / 感想・レビュー
つねじろう
やっぱりいいわ。世間一般的にはマイナーな秀忠と後水尾天皇でここまで縦横無尽、変幻自在、愉快痛快にストーリー展開が出来るなんて、さすが隆慶一郎。あんたようそんなに、次から次へと見て来た様な嘘がつけますなあって感じ?(お公家風)それでいて全然嫌味なく、もっと飛んでって行くとこ迄行ってくれと云う気持ちになる。山田長政は出て来るしインド人も登場。ペルシャ人が出て来た日にゃもうニヤついてしまった。ニヤついた所でこの物語は終わる。本当に残念だ。続きを書ける人はなかなか居ないかなあ、なんか悔しいよ。
2013/11/04
シン
わかってはいたものの、続きが読めないのは非常に残念です。でも、続きを書きたくても書けなかった隆さんは無念だったでしょうね。今回初めて隆さんの作品を読みました。他の作品もどんどん読みたいと思います。
2014/04/12
🐾ドライ🐾
しぶとく、抜け目ない家康に対して、2代目秀忠は狡猾で単純にイヤな奴として描かれる。悪役として仕立てる前に、極端に娯楽性が強まり話の方向が定まらなくなったような展開(作者の体調がよくなかったか編集の方針か…)。猿飛佐助、霧隠才蔵、風魔衆たちを仲間に、敵は宗矩を筆頭とした柳生一族。面白かったけどヒマラーヤで修行した印度人(主人公の兄弟子)とかはよくわかりません🤯岩介が相手の心を読むとか念話などはいいけど念力移動(テレポーテーション)はやり過ぎちゃう?娘もスゴい能力もってるし😬強敵となりそうな者たちと→
2019/11/06
woo
読んだとばかり思ってたら読んでなかった、ラッキィ♡相変わらず引き込まれますが、実はこれ未完作だったんですねぇ(汗)でも充分楽しめます♪
2018/01/02
たなかか
どんどん 忍法帖みたいな振れながらも この人らしい話 我儘な天皇も 「人を生かすのこそ王道。断じて王道が人を殺すことはない。」文化で幕府と対抗する。権力はないけど1000年以上の王室の秘密はこんな所にあるのかな? 早世悔やまれる。
2020/07/12
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