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書店員の恋

書店員の恋

書店員の恋

作家
梅田みか
出版社
日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
発売日
2013-10-01
ISBN
9784532280130
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書店員の恋 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

タイトルとは裏腹になかなかシリアスな内容でした。表題からもっと「書店」ネタでくるのかと、勝手に想像していましたが、それほど「書店」ネタでグイグイくるワケではなく、わりと普通といえば普通の恋愛モノでした。作品自体は決して悪くないのですが、物語の軸を「恋」に置きたかったのかもしれませんが、少しブレてしまっていたり、登場人物がどれもややインパクトが少なかったりと、全体的に「薄味」な印象です。個人的には蒼野圭さんの『書店ガール』のほうが、しっくり読めた感じがしました。文章の流れ自体は素敵な作家さんだと思います。

2013/11/30

chiru

本への思いに溢れた書店員の翔子には、ファミレスでバイト中の彼氏がいる。彼との気持ちのすれ違いと、新鋭作家との突然の出逢いに、翔子の心は大きく揺れる。自分を一途に求めてくる人に、心を動かされない人はいない。好きな人と求める人。その真ん中で、心の向きを見失いそうな翔子の背を、そっと押してあげたくなる。すれ違っても、ぶつかっても、翔子の居場所は、大切な人のとなり。翔子の気持ちが希望としてそこにあるから。優しい気持ちが柔らかく流れる余韻のなかで、いま、会いたいひと、話したいことを思いながら読みました。★5

2020/05/13

しんごろ

タイトル通りのお話(^^;)たんたんと本屋の女性店員が仕事して、恋愛も同時進行!恋愛については、いろんな意見がでるかも…なんとなくモヤモヤするねえ(^^;)まわりのキャラがけっこういい味だしてると思います(^^)BGMには、加藤いづみがいいかな?(笑)f^_^;

2016/02/06

ゴンゾウ@新潮部

「書店ガール」を勝手に想像して手にとった。比べてしまうと少し物足りない。仕事小説と恋愛小説どっちつかずだった。読みやすく書店の仕組みはよくわかった。

2017/06/13

いこ

「書店のお仕事」本、でもちょっと「恋」成分多め。書店員翔子の恋人大輔は、「シェフになり店を持つ」夢はあるがお金はない、会う時間もあまりない。そこへ、歯科医でベストセラー作家青木が現れ、翔子を見初める。この二人の間で気持ちが揺れ動く翔子。彼女の周りには、お金至上主義の従妹やセレブ婚にあこがれる同僚、妻帯者に恋する友人など。さぁどうする?「お金」?「愛」?ってそれほど単純なケースでもないんだけど。翔子の出した結論は?最後に、重労働だし薄給だけど、翔子のように本を愛して頑張っている全国の書店員さんにエールを!

2020/04/03

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