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隆慶一郎短編全集 1

隆慶一郎短編全集 1

隆慶一郎短編全集 1

作家
隆慶一郎
出版社
日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
発売日
2014-12-01
ISBN
9784532280475
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隆慶一郎短編全集 1 / 感想・レビュー

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KAZOO

隆さんの小説はかなり長編を中心として昔読んだことがあります。これは短編ばかりでしかも柳生に関するものばかりです。筆者は脚本家出身ということで、読んでいて場面が非常にわかりやすく浮かんでくるというか、映像を意識してしまいます。読ませてくれる術をかなり持っていると感じました。

2015/04/04

ぺぱごじら

氏の長編では悪役(というか主人公と敵対する側)に回ることが多い柳生一族。一連の短編は柳生・柳生・柳生で、どこか『ショッカーの裏話』という感じがしましたが、それだけじゃあ柳生が気の毒(笑)。十兵衛が強くなる過程、宗冬の葛藤、友矩の才能、宗矩の負い目、こうして生々しく読むと、過去に読んだ作品の深さが変わるような気がします。2015-6

2015/01/17

しんこい

柳生一族、宗矩、十兵衛とか尾張柳生とか知っている人以外にも多士済々で個性も豊か。おまけに剣客としてのそれぞれの人生がこんなに絡みあっていて、誰が本当に強いのか比べるのも楽しい。新次郎、兵介親子がなかなか好ましい。

2015/01/30

woo

普段は読まない短編集だが、隆慶一郎とあってはと手を出した^^ 概ねどれかの長編のと重なる部分はあれど、やや異なる視点から描かれている部分もあるので結構ハマる♪2も読もう!

2017/12/20

まいど

久々の隆慶一郎だ。 短編集となってはいるが丸々一冊柳生に終始する。大半が「柳生非情剣」からの話なのではあるが何度読んでも新鮮で裏暗いイメージの強い(これこそ隆慶一郎に仕込まれたのだが)柳生一族も決して鬼なのではなく戦国の世にはよくあるお家大事なだけであったことが分かる。 この一族の不幸は兵法が強く隣の境に伊賀と金春を擁していた事だろう。 この短編集に続きがある。 次は何を見せてくれるのだろうかと今から楽しみだ。

2015/02/10

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