リーダーシップとは言葉の力である
リーダーシップとは言葉の力である / 感想・レビュー
徒花
うーん。書いてある個々の内容は悪くないのだが、本全体としてみたとき、誰が何の目的で読むものなのかよくわからない。古今東西のリーダーたちのエピソードを取り上げた偉人伝となっていて、そこからどのようなリーダーシップが学び取れるのかが説明されているわけだが、どうにもまとまりがなく、解説がすごくテキトーな感じ。なんだかとりあえずリーダーシップに役立ちそうな人たちを寄せ集めて無理やりまとめただけのような感じがするので、リーダーシップを勉強したい人はほかの本を読んだほうがよさそう。偉人伝を読みたいならいいかも。
2016/05/31
ceskepivo
言葉を大切にする著者の姿勢がよく現れており、共感できる部分が多い。言葉がリーダーを作る。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」(山本五十六)、「苦しくなったら私の背中を見なさい」(澤穂希)、「人生は公平ではないので人の言うことをいちいち気にしてはいられません。自分の行いが原則と議論によって正当化され、国民に正しく伝わることが最も大切なのです」(サッチャー)
2015/08/12
こじ
リーダシップをとるためには自分や会社の夢や目標を明確にし、それを何度も言い続けることが大切であると著者は言っている。 私は自分の夢や目標がまだぶれているように思う。 もっと具体的に夢や目標を明確にし、期間内にやりきる方法を常に考え続けていきたいと思った。
2017/01/22
葉
断言という説得力は今日思い知った内容である。システムではなく人の力が賛同者や参加者を広げている。繰り返し力が社会への浸透力を高めたらしい。複雑な事象の中から最短距離で本質を取り出して解を導く数学力が重要であるとしている。リーダーの条件は定義することにあり、恥はひと時、知るは一生である。名将の熱さをモウリーニョ監督の例をとって述べられている。想定外こそが人生であるということを自分に言い聞かせないといけないと思った。南場さんの意見は間逆で、リーダーも想像以下が多いと述べられており、「柔」としている。
2015/12/01
村上 飛鳥
歴史上の人物の紹介伝になった感は否めないが、全体的に読みやすく、しかも1文1文に重みがあって、その都度考えた。リーダーシップをいかにしてつけるかを考えて読んだが、振り返ってみれば結構実践していた事も多い。なかなか面白かった。
2014/06/29
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