スティーブ・ジョブズ 上: 無謀な男が真のリーダーになるまで
スティーブ・ジョブズ 上: 無謀な男が真のリーダーになるまで / 感想・レビュー
ヒデミン@もも
スティーブ・ジョブスのことが好きじゃなかった。でも惹かれてしまうから、この本を手に取ったのだと思う。その印象は変わらないけれど、下巻を読めば変わるかな?
2016/11/22
赤星琢哉
スティーブ・ジョブズの伝記。前編は1996年にAppleに復帰するまでが書かれている。スティーブ・ジョブズの本は何冊か読んでいるが、本書の面白いところは、過度に美化せず、スティーブの「いけてない」ところを、はっきりと書いてあるところである。成功者の伝記は、成功部分が主にピックアップされてしまうことが多く、良くも悪くも神格化されやすい。しかしスティーブ・ジョブズでさえ、様々な欠点があり、苦難を乗り越え、失敗を恐れ、努力を重ねて、人生を歩んでいる。という姿を知ることは、成功物語を読む以上に大切かもしれない。
2017/02/02
こうちゃ
☆3 アップル追放から復帰までの12年間。この混沌の時代こそが、ジョブズを大きく変えた。元「フォーチュン」誌記者が、25年にわたる取材や多くの文献や資料から、若きジョブズの苦闘を描く。天才によくありがちな偏りがスティーブ・ジョブズにもあったようで、公私にわたるエピソードがそれを物語っている。
2016/11/13
GASHOW
個人的に意識をしたアップルは、マニアックでおしゃれな製品だけど、一般には受け入れられない存在だった。そのマックを意識するようになったのは、アップルが経営危機を脱するために、追い出したスティーブ・ジョブスを向かい入れた後のことだった。創業期の若いステーブは日本では知られていなかった。ゼロから生み出し、追い出される。天才と企業の関係が面白い。
2018/01/22
黒豆
Appleの歴史やエピソードのおさらい、AppleII,Lisa,NeXTの開発、自分が招聘した経営陣との確執、ピクサー購入などが取材陣の立場で時代順に記されている。ピクサーとの関わりが大きな変化を与えたように感じられた。昔使っていたMacintosh Classicの操作する楽しさと融通性拡張性の無さが思い起こされる。
2016/10/18
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