南鳥島特別航路
南鳥島特別航路 / 感想・レビュー
入道雲
予想以上に面白かった。1991年の著作ながらなかなか行くことの出来ない場所などへ行き、かつ、単なる旅行記ではなく、その場所の歴史、文化、意義、人間社会への警鐘、動植物の生態など幅広い知識を織り交ぜている。ますます池澤夏樹が好きになった。(以前、ハワイイ紀行もよかった。) 忙しい観光旅行ではなく、このような下調べや現地に密着した旅をしたいものだ。
2017/04/01
Maumim
日本国内の辺境の地、いろいろ。文化よりも自然を主に観察した旅行記。唯一自分も足を踏み入れているのは八重山諸島のみ。いってみたいという気にさせられたのはサハリン。そしてやっぱり南鳥島である。
2011/09/21
shizaru
思わずGoogleマップで南鳥島とかを探してしまった。同じ作者の紀行関連の書籍はけっこう読んでいる気がするけど、小説はなぜか「静かな大地」しか読んだことないなあ。こんどまとめて読んでみよう。
2010/01/31
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