名作旅訳文庫1 小樽・函館 『蟹工船』小林多喜二 (名作旅訳文庫 1 小樽・函館)
名作旅訳文庫1 小樽・函館 『蟹工船』小林多喜二 (名作旅訳文庫 1 小樽・函館) / 感想・レビュー
桜子
日本版プロレタリア文学の代表作、今年は著者の生誕115年で読み返しました。読み友さんも手に取られたことがあると判断して内容には敢えて触れません、通常本と異なる点を感想します。小説内に登場するゆかりの地の場所や写真、著者の人生・思想、当時の世相、方言も展開ごとに注釈が入ります。旅行会社が監修しているため、名作をガイドに旅へ出掛けようと少し違った角度から読むことができます。著者が共産党員だったことは抜きにして、読むことに集中させてくれる作家です。
2018/05/31
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