君に贈る最後の手紙
君に贈る最後の手紙 / 感想・レビュー
Kaho
読友(女性)に強く勧められたもの。 行く者と残された者。それぞれの想い。行く者は「幸せとは、なにかを求めるところに生まれるものではなく、なにかを楽しむところから生まれるもの。」そう覚り、パートナーへの感謝と深い愛情を残していく。残された者はその愛を受け取り苦しみや悲しみで目を閉じることなく、しっかりと見開いて歩むことを自覚する。今を生きるということ。 人生においての愛とはどんなものかという物語でした。 求めるより捧げる… ご紹介ありがとう。
2015/02/01
shizuka
私たちは、とかく忘れがちなことがある。確かにあるのに、それを通り越して、その先、その周りにあるものばかりに囚われがちな時がある。生きてるって、それだけで、それだけで、奇蹟なのに。読む度、落涙が伴う。読む度、深く、愛したい思う。大切な人に、贈りたい。本当に本当に、素敵な一冊です。。
2014/04/12
みつ
今日が訪れるのは当たり前ではない。確かにその通り。では私達は今大切な人に想いを伝えないのか。この作品は「愛してる」ことを伝えたくなります。
2011/08/09
うさぎ
毎日毎日が最後になる可能性ってみんなに平等にあるのよね。
2015/05/16
みむら しんじ
人生があと一時間だとしたら、あなたは誰に何を伝えますか。何をしますか?「小さいことにクヨクヨするな」の名著を残すリチャード・カールソンがある日思いつきで妻に贈った手紙をまとめたもの。実際にリチャードはその3年後に予期せぬことで急逝してしまった。この手紙がなかったなら、電話一本すらかけることも出来なかった夫の自分に対する気持ちなどは到底わからなかったことだろう。あと一時間、人間は何をするだろう。だれと会うだろう。何を伝えるだろう。それこそが今を生きる基本となり、生きる原点でなかろうはずはない。読了。
2015/04/25
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