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憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本

憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本

憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本

作家
高橋哲哉
斎藤貴男
出版社
日本評論社
発売日
2006-07-01
ISBN
9784535515253
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憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本 / 感想・レビュー

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たまきら

東京大空襲体験者のお話を毎年聞いています。戦争が一般市民にもたらす苦痛は計り知れないー何度も感じてきました。もちろん召集された兵士たちだってそうでしょう。第二次世界大戦中、この国が一般市民に求めたものはあまりに大きかった。その不信感を現在の日本のトップが拭い去ることができると思えません。なぜなら全く日本のやり方は変わっていないからです。また日本人は戦争を選択することになるのでしょうか。今回の「終戦の日」を悲しい気持ちで迎えました。

2020/08/18

kinkin

確かに本書は偏っているかもしれない。しかし国民主権であるはずの日本国憲法の第九条。内閣でその解釈が変えられたということは憂うべき事だと思う。私の両親は二人とも戦争体験者で亡き父は出征した。昔はよく戦争について語ってくれた。「何も得るものがないのが戦争。もう二度とやってはいかん」と。その戦争体験者がほとんどいなくなってきた現在、またぞろ太平洋戦争前の時世に逆行しているのではないか。憲法をこれからも守ることはとても大切だと言うことを、国民が真剣に考えるべきだと思う。

2014/07/16

さらば火野正平・寺

良書。まず執筆陣が豪華。井筒和幸監督の語る近代史。室井佑月、こうの史代のエッセイ。『憲法と現代戦争Q&A』の解答陣には森永卓郎!。何よりわかりやすい。啓蒙された。私も益々反戦改憲である。『戦争に行っても愛する人は守れない』という高橋哲哉の指摘はストンと腑に落ちた。デンマークの陸軍大将フリッツ・フォルムの『戦争絶滅受合法案』を知れたのも収穫であった。6年前の流行りの話題の本だが、充分オススメ。

2012/12/02

Book Lover Mr.Garakuta

【図書館】【速読】:戦争に関する参考図書。一般市民の受ける悲痛さを感じた。

2022/08/01

tu-ta

こうの史代さんのコラムが読みたくて借りたのだが、ついでだからさらっと全部読んだ。高橋哲哉さんが紹介している与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」の第三連、知らなかった。こんな風に続く。「すめらみことは、戦ひに、おほみずからは出でませね」天皇は戦場に出ないという意味。また、高橋は戦争は国民を守らないというのも強調。ところで、いま、尖閣問題で反中国デモを繰り返す人たちは中国と戦争する準備を求めているのだろうか。そんなところに希望がないし、展望がないことがどうして理解されないのだろう。

2010/11/13

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