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自殺予防の認知療法: もう一度生きる力を取り戻してみよう

自殺予防の認知療法: もう一度生きる力を取り戻してみよう

自殺予防の認知療法: もう一度生きる力を取り戻してみよう

作家
トーマス・E. エリス
コリー・F. ニューマン
高橋祥友
出版社
日本評論社
発売日
2005-09-01
ISBN
9784535562240
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自殺予防の認知療法: もう一度生きる力を取り戻してみよう / 感想・レビュー

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plum

Choosing to Live -How to Defeat Suicide through Cognitive Therapy- 自殺(そして自分自身)について知っておくべきことと自分ができることがまとめてある。ゆっくりとサバイバーの言葉の変化を待つ暖かな姿勢を感じる。ワークあるいは資料としての長所と短所パタン,思考の歪曲(ベック)やABC理論(エリス)を踏まえたうえでTEST過程(反応収集→思考検討→思考置換→試行)を提唱する。

2017/03/26

みどりむし丸子

プラス変化のプロセスとして、まずは自殺に対する偏見をなくす作業。自殺願望はそう特別なことでもなく、起こり得ることだと認識する。次に、問題解決方法を自殺ひとつに絞ってしまっている頭の向きを変え、様々な視点からでも問題解決可能ということを知る。そして次に、他者の力を借りることは恥ずべきことではないと理解する。   自殺は、その人の中の深刻な問題を解決する1つの方法かもしれないが、それだけに固執して他の方法が見えなくなる。白か黒かの二択となり、問題解決力が弱くなることがある。

2016/04/29

イワトコナマズ

自殺を防ぐという観点から、認知療法の利用する効果や方法が解説してあった。対象としている読者は、自殺の危険がある人本人とその周囲の人である。

2012/10/20

ふゆふゆ

自殺を考えている人(私も以前は自殺を考えてはいたが)に対して出来ることについて自殺に対する長所と短所を考える、自分の思い込みが事実なのか試すことを恐れない、本当に精神疾患を患っている可能性がある場合は精神医療を頼るなど多種多様なアプローチが記されていた。

2023/05/06

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