さよならが、いえなくて: 助けて、哀しみから
さよならが、いえなくて: 助けて、哀しみから / 感想・レビュー
みゃーこ
あまりにも若いその悲しすぎる青春。ジュンが今どうしているのかとても気になる。生き急ぐ若者たち。生も死もそのすべてが悲しみで覆ってしまうアディクションという病。アディクションが病なのか。それとも病がアディクションを引き寄せたのか…その両方なのか…
2013/04/14
togemaruko
講演会で入手したサイン本の2冊目。ジュンが水谷先生に手紙を送った第一歩から、結局ドラッグから抜け出せず逮捕、少年院からの出院、次の一歩を踏み出すまでの水谷先生とジュンの努力と苦悩の日々が綴られています。水谷先生もやはり一人の人間であり、その過程では自分の選択が良かったのか悪かったのかを最後まで悩み抜いておられました。一度ドラッグに手を染めると、そこから抜けることは難しい。薬物乱用の恐ろしさを訴える水谷先生のメッセージは重いです。
2015/02/24
anchic
少年院で働くものとして、著者のような働きかけが自分でできているのか日々自問しながら勤務しています。本当は厳しくしたくないけど、取り返しのつかないところまで行って欲しくないからなあ…。
2010/12/05
2watoyo
薬物、1回くらいならと手を出すと、酷く後悔して苦しむしかなくなる。そう訴えてくるような本でした。
2010/10/15
yukitom
可能性を信じ、支えることは重要だと思う。ただし、ジュンへの対応が正しいか、正しくないか、わからない。ドラッグのない1日1日を積み重ねていってほしい。
2012/12/01
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