あした笑顔になあれ 夜回り先生の子育て論
あした笑顔になあれ 夜回り先生の子育て論 / 感想・レビュー
Yamazon2030
2016(29)読了夜回り先生の子育て論。引きこもりやドラッグ・リストカットなどを起こす子供に関わってきた著者なので、そういう方への対応の中で感じた子育て論なので、読んでいて目が鱗な話しが多かった。水谷先生の生き方に感動しつつも、同じように生きることは本当に難しいと思った。「子供が一度決めたことは責任を持ってやらせて、後始末まで大人が手を出さない」「美しい言葉は人を美しくする。今の日本はそれを忘れてる」「笑顔が溢れる地域になれば、薬物の魔の手は来ない。そのためにはあいさつと声かけをすること」
2016/06/17
コウメ
世の中の少年非行、少年犯罪、多くの子供達はしたくてやっていない、 誰が産まれたときに僕は、私は、人を不幸にします。って言って産まれてきたかみんな最初は真っ白の赤ん坊、幸せな子は薬物を使わないし、必要じゃないでも親に認められず 先生に認められず、ストレスの吐き口として自傷行為に走り、薬を頼りやさしい夜の世界に入っていく [ことばを信じるな。言葉では、すべては表せない]その言葉を信じて安らぎを求めて多くの子供達は夜の世界に、、、、 感想 自分の心にしみて読んでる途中から涙がでた
2019/03/01
ツバメマン★こち亀読破中
“夜回り先生”の子育て論。非行、薬物、リストカット、不登校に引きこもり…学校、家庭での問題などで苦しんでいる子供たちは思ったより多いのだなあ。行政、地域社会、学校など子供達を見守れる社会であればいいと思いました。笑顔があふれるところに、悪や薬物の魔の手は来ないというのは本当ですね。「笑顔で挨拶、笑顔で声掛け」の大切さを改めて感じました。若い親に是非読んで欲しいです。
2015/04/17
Miyoshi Hirotaka
子供の目力落ちた。私が所属する少林寺拳法へ入門する動機は強さだったし、「ガンをつける」という表現も常用語だった。不良少年の挑戦的な目線にもよく遭遇した。ところが、子供の指導は、荒れる子供との対決から無気力な子供の再生を経て、自滅する子供の救済へ。子供のエネルギーはプラスからゼロを経てマイナスへと転じ、目力の低下と連動。夜回り先生のエネルギーはそれを相殺するように増大し、子供らに光を与え続けている。光はいつか闇に打ち勝つ。子供はみんなで育てるもの。それぞれの持ち場で、子供の目力の復活に向け努力しよう。
2012/04/15
ペカソ・チャルマンチャイ
久しぶりに読みなおしてみました。初版が2006年ということで、データの古さは否めませんが、内容は全く色あせていない。教師になってから、「夜回り先生」と言われるまでが詳しく書かれており、そういう事を知りたい人にはお薦めです。それにしても、読むたびに師(勝手に言ってます)の偉大さ、戦う姿に感動します。ひょっとしたら、日本で一番戦っている人かもしれません。
2014/01/30
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