宿命は待つことができる (天城一傑作集 (3))
宿命は待つことができる (天城一傑作集 (3)) / 感想・レビュー
松井和翠
兎にも角にも文体が素晴らしい。「!」「?」を多用しながらも文体の格調が落ちないことは、特筆すべき。
2015/02/27
はまちゃん
天城一氏の傑作集第3巻。今回は1つの長編と8つの短編からなる。長編である「宿命は待つことができる」は島崎警部と謎の女性 バロネス・ベルとの面会から始まり、過去に起きた宝石ブローカーの殺人、ホテルでの密室殺人などの真相を解き明かしながら、戦後の混乱期を生き抜いた女性の生涯を語っている。短編集はそれぞれに個性のある話である。ただ、全体的に私には難解で今一つのめりこんで読めなかったなぁ。読書力を上げて再チャレンジする必要あり!
2018/07/20
夜梨@灯れ松明の火
難解です。買って正解?じっくり読み直します。
2018/01/16
kanamori
☆☆★
2013/10/05
いちはじめ
いわく付きの幻の長篇である表題作ほか、なんと書き下ろし1編を含む短篇8編。島崎警部物の集成。相変わらず小説としては不器用だと思うが、ミステリ部分は強烈
2006/10/09
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