入門子どもの精神疾患―悩みと病気の境界線 (こころの科学増刊)
入門子どもの精神疾患―悩みと病気の境界線 (こころの科学増刊) / 感想・レビュー
第9846号
山登先生、斎藤先生、兄弟弟子で編纂した本。子どもの精神疾患について具体的な対応法が書かれてあります。あと、疾患かそうでないかの境界についてをテーマに据え、子どもの発達がいかに環境に左右されているかについて考えさせられた。後、斎藤先生の精神障害への早期介入に対する懸念について、社会防衛のためのシステム操作→優性思想に行き着きそうな情勢を説得力のある論で書いてあり、自戒のため読み返そうと思った。
2011/10/31
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