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カラマーゾフの兄弟 (マンガで読む名作)

カラマーゾフの兄弟 (マンガで読む名作)

カラマーゾフの兄弟 (マンガで読む名作)

作家
ドストエフスキー
出版社
日本文芸社
発売日
2010-11-25
ISBN
9784537126655
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カラマーゾフの兄弟 (マンガで読む名作) / 感想・レビュー

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白義

基本的にこの手の漫画名作ものというのはどちらかというと作画は野暮ったくて要約しただけのものなことが多いのだが本作は漫画としてもなかなか質が高い。三兄弟それぞれ個性を的確に把握して書かれているが中でもイワンがそのニヒリズムと内面の葛藤、そして思想的なクライマックスともいうべき大審問官のパートまで印象的に描かれていてコミカライズながら人物像の厚みを十分感じさせる出来栄え。流石に元のボリュームを一巻漫画にというのは難しく相当省かれているのにそれでも要約としては成り立っているのはお見事。文学コミカライズでは成功例

2017/07/27

袖崎いたる

以前、『悪霊』を読んで筋がわからなくなりつつ読了した苦読のトラウマから、『カラマーゾフの兄弟』では人物イメージやプロットを予習してから読もうと思い、この漫画版を読む動機とした。内容の父殺しの葛藤はおそらくキリストへの不信の寓意でもあるのだろう。あるいは神話学的な天父神(=抑圧者)への殺意に燃える民(=社会的軋轢に喘ぐ被抑圧民)の、殺害の選択に立ち会う実存性が主題なのだろうと感じた。勿論、小説を読まなければ意味がない。なぜならドストエフスキーは本来、小説作家であって物語原作者なのではないのだから。

2015/05/22

いわき

原作を読む勇気は出ないが、プライムにあったので読んでみた!どの程度忠実なんかは知らんが、面白かったし、推理小説であり、宗教、家族、愛、哲学など多くのテーマを含んだ作品て言われてるのは理解できた。原作読んでみたい

2017/10/14

yk

PrimeReadingで。もう展開がすごすぎですね。理解に苦しむ点も多いので小説で読むのはつらいだろうな・・・。マンガなのでおもしろかったですよ!

2017/11/26

Mosu

読んでみたかったが小説では眠りそうかなと思って漫画版を読んでみた! これは小説で読みたくなってきた。 ロシア語学んでロシア語で読んでみるのもしたいかも~

2017/10/30

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